揺禅と楊家太極拳で線維筋痛症の疼痛コントロール良好!減薬に成功!

揺禅と楊家太極拳で線維筋痛症の疼痛コントロール良好!減薬に成功!
清水 恵里   24歳

私が手足に痛みを感じ始めたのは大学生(21歳)の時です。多少の痛みは気にせず単なる痛みだろうと思っていました。
22歳の時には指先が痛過ぎてペンを持つのも困難でしたが、病院には行かず我慢していました。

大学病院の神経内科病棟の看護師として働くようになってからは、四肢の痛みが人生最高のレベルまで達しました。
上司に相談すると大学病院の受診を勧められました。総合診療科受診後線維筋痛症と診断、主治医より二月の休職を推奨され、休職しました。
二月の休職後、症状を抑えることはできましたが治りませんでした。
サインバルタとリリカの内服を処方され、サインバルタは僅かに薬効があり、リリカは絶大な効果がありました。

通院して1年間経過後受診する度に症状は悪化し、サインバルタとリリカを副作用が出るくらい大量の内服をしましたが、遂にリリカの薬効が無くなり、肩甲部、前胸部、腰部、腹部、上下肢と広範囲になりました。

昨年11月も休職を提案され、サインバルタの内服を主として二月の間自宅休養しました。
主治医は内服薬を増量されましたが、漢方専門医に内服薬を希望しないことは良いことであると教えられ、私は賛成でした。
薬の副作用に耐えられず、内服薬に代替するものを調べて心療内科・精神科も受診し、精神科医に太極拳の相談をすると良い顔をしていただけました。

太極拳は線維筋痛症に有効であるとのことで、半信半疑でアクティクラブに足を運びました。
アクティクラブに入会しようと思ったきっかけは、会員体験談を読んで線維筋痛症の完治例をはじめ多くの疾患に対する実績があったことと無料体験があったことです。
実際に教室に見学と体験をしてみて良かったことは、先崎先生が筋痛症状を理解されていること、教室に遅刻しても怒られないこと、強要されなかったことです。教室まで厳しければ続けるのは難しかったと思います。

統合太極拳クラスで最初は通っていましたが、動きがよりソフトな揺禅と楊家太極拳クラスに変更し、三月の間通うと全身の痛みが軽減されました。腰痛がある時に教室に行けば改善されます。

体を動かしたから良いということではありません。他の運動と異なり太極拳の良いところは、競うことがなく脱力することができることです。
私は肩に力が入りやすく、太極拳で力を抜くことは難しかったですが、レッスンの経過と共にリラックス状態になっていきました。
日常生活においても揺禅のやり方で肩を回してリラックスするように心掛けました。

太極拳と同様でリラックス効果があるものを考えていると、温泉が頭に浮かんできました。久しぶりに温泉に行き、何も考えずにゆっくり浸かっていると全身の痛みは消失しました。
力を抜くことの大切さを実感しました。疲れた時は体が痛いですが、自分に無理があったのだと前向きに考えられるようになりました。

以前までは痛い時でも一生懸命行動していましたが、現在では睡眠と休養を取るようにしています。
以前は大量の内服をしていましたが、現在は痛む日もサインバルタ2cap/日で痛みをコントロールできています。

線維筋痛症の内服薬は対処療法に過ぎません。太極拳は、線維筋痛症の疼痛軽減とパーキンソン病の転倒回数の軽減に有効であるとの研究結果が権威のある医学誌で発表されています。
線維筋痛症やパーキンソン病に限らず、様々な人に太極拳の良さを伝えていきたいと思います。
今後私は、アクティクラブで既にいる線維筋痛症の完治者と同じく、完治を目指して揺禅と楊家太極拳を継続しようと考えています。

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