会員の声(12) 80歳を過ぎて進化できる本物の太極拳

太極拳は生涯の友 〜80歳を過ぎて進化できる本物の太極拳
◆J.O さん(80代 男性)

私と太極拳との出会いは60歳前後の頃で、それ以来、健康目的で伝統楊式太極拳を中心に制定拳を、20年間ほど飽きもせず続けてきました。約2年前の80歳の時に、本物の伝統太極拳に憧れてアクティ・クラブに入会し、古伝統合太極拳99勢を憶え終え、今は、形意拳の基礎の五行拳と正宗楊家太極拳108勢を学びつつ、日々の練功を楽しんでおります。動きの速い形意拳を、この歳で楽しめるとは夢にも思いませんでしたが、70歳以上の方々が皆さん無理なく、楽しく練習されているのを知りました。形意拳を学ぶと、歩型・片足立ちの安定、姿勢の改善に加えて、気の力が強化され、何よりも全身に活力が溢れて来るのを感じます。太極拳に大変良い影響があるようです。太極拳より運動量が多く良い汗をかきますし、息が切れることも無く、心肺に負担がかからない、高齢者にとって理想の運動といえるかもしれません。最近家人に、アクティに行く前よりも元気そうになったと言われましたが、囲碁同好会でも10年間近く3段から昇段できなかったのに、最近急に勝率が良くなり4段となり、さらに来年は5段に昇段の運びになりました。80歳を超えて昇段できたのもアクティの気功・太極拳・形意拳による心身のリフレッシュ効果ではないかと思います。教室がアット・ホームな雰囲気で若い人達とも話が出来るという、メンタル面の効果もあるかとも思います。リタイア後の趣味として、テニス・ゴルフ・フィットネスクラブ・同期会・飲み会などがありますが、いずれも80歳が限界というのが実感ですので、趣味の一つに一生続けられる太極拳を追加しておいて良かったと思っております。沢山の太極拳教室がありますが、太極拳学習にとって必須といわれる推手を初・中級者に教えている教室は少ないと思います。アクティでは初心の段階から太極拳・気功・推手・護身術がセットとなっている上、武術面からの指導もありますので、説明を受けて「眼から鱗が落ちる」ことも多々ありました。本来は選ばれた武術修行者のみに伝えられる、各種の気功や錬功法、要訣を初心者から懇切丁寧に指導しているところも特徴です。私の場合は、太極拳の動作の武術的意味合いも少しは分かるようになると共に、コア/インナー・マッスルへの好影響によって,永年の悩みであった片足立ちでのふらつきが徐々に改善され、身体の内部を意識しながら、以前より気持ち良く練習が出来るようになりました。気功や太極拳に関心をお持ちの方々や年配の初心の方々は勿論、制定拳の套路を何年も学びながらもマンネリを感じておられる特に年配の方々には、挑戦してみる価値があるのではないでしょうか。

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